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【特集】システム ディ Research Memo(2):業種特化型の業務支援用ソフトの製造・販売を手掛ける


■会社概要

(1)沿革

システムディ<3804>は、業種特化型の業務支援用ソフトの製造・販売を手掛ける企業で、現代表取締役社長の堂山道生(どうやまみちお)氏により1984年に設立された。当初は、堂山社長自身の経験を生かして私立学校法人向けの校務支援ソフトウェアの開発・販売を行うところから事業をスタートした。その後、2001年に事業買収を通じてフィットネスクラブ向けソフトウェアへ進出するなど、次第に対象とする事業領域を拡大してきた。

ソフトウェア開発は、テクノロジーの進化と密接な関係にある。かつてはソフトウェアをパッケージメディアで販売する方式であったが、ここ数年はクラウドコンピューティングが急速に普及してきており、同社もサービスのクラウド化に注力している。詳細は後述するが、クラウド化は資金力に乏しい小規模事業者に対して同社の商品・サービスを販売するうえで有効性が高く、収益モデルという点でもいわゆる「ストック収入」に該当するためだ。将来の新しい事業分野への進出に際しても、クラウドによるサービス提供が1つの切り口になってくると弊社ではみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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