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【材料】大井電気が昨年来高値、電力小売自由化効果で第3四半期は10億5200万円の営業黒字

 大井電気<6822>は5日続伸、一時前日比61円高の530円まで買われ昨年来高値を更新した。同社は3日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。売上高は212億900万円(前年同期比26.9%増)、営業損益は10億5200万円の黒字(前年同期3億5900万円の赤字)、最終損益は9億600万円の黒字(同1億5000万円の赤字)と大幅増収かつ黒字転換を達成、これを好感する動き。4月から開始となる電力小売自由化に備えた急速な前倒し需要によりスマートメーター・スマートグリッド関連機器が大幅に増加している。

 通期業績は売上高310億円(前期比22.6%増)、営業利益9億5000万円(同2倍)、純利益11億円(同8.5倍)と従来見通しを据え置いた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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