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【市況】マザーズ指数は6日ぶり反落、バイオ株物色続きアンジェスが連日の大幅高/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場では、原油価格の下落や日経平均の大幅続落を受けて個人投資家のリスク回避姿勢が強まり、主力株を中心に幅広い銘柄で利益確定売り優勢となった。日本銀行のマイナス金利導入から急伸していた不動産株の一角などで下げが目立った。一方、バイオ株物色の流れが継続して指数を下支えした。マザーズ指数の下落率は日経平均よりも低位にとどまった。なお、マザーズ指数は6日ぶり反落、売買代金は概算で1141.44億円。騰落数は、値上がり25銘柄、値下がり189銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ<2121>やサイバダイン<7779>のほか、インフォテリア<3853>、グリーンペプタイド<4594>、ジグソー<3914>などが軟調。通期業績予想を下方修正したイード<6038>がストップ安まで売られ、急反落した不動産関連のインベスターズクラウ<1435>とともにマザーズ下落率上位となった。一方、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>がプラスを確保したほか、前日ストップ高となっていたカイオム<4583>、フュトレック<2468>、アキュセラ<4589>などが堅調。ALBERT<3906>やAPLIX<3727>は個別材料を手掛かりに一時急伸する場面があった。また、アンジェス<4563>が連日の大幅高となり、GTS<4584>とともにマザーズ上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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