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【市況】2日の中国本土市場概況:上海総合指数は反発、インフラ関連株が特に買われる


2日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は前日比60.72ポイント(2.26%)高の2749.57ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、63.53ポイント(2.26%)高の2877.21ポイントで引けている。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が7.83ポイント(2.30%)高の348.40ポイント、深センB株指数が10.05ポイント(0.89%)高の1142.84ポイントで終えた。

安寄り後に上昇する流れ。上海総合指数が年初来安値(2638.30ポイント)に接近するなか、値ごろ感に着目した買いが入っている。元相場の安定も支え。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を元高方向に設定した。政策期待も高まる。中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が3月5日、国政助言機関の全国政治協商会議が3月3日にそれぞれ開幕すると正式発表された。

上海指数の構成銘柄はほぼ全面高。なかでもインフラ関連株の上げが目立つ。発電設備の上海電気集団(601727/SH)とゼネコンの中鉄二局(600528/SH)がそろって3.6%上昇した。不動産株も急伸。大手の保利地産(600048/SH)が5.1%高で引けた。ITハイテク関連株、運輸株、消費関連株、素材関連株、金融株なども高い。
【亜州IR】

《MK》

 提供:フィスコ

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