【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 三菱ＵＦＪ、日精工、ＮＯＫ　(2月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月29日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＮＯＫ <7240>
　16年3月期の連結経常利益を従来予想の700億円→580億円(前期は807億円)に17.1％下方修正し、減益率が13.3％減→28.2％減に拡大する見通しとなった。

▲No.3　日ケミコン <6997>
　16年3月期の連結最終損益を従来予想の30億円の黒字→70億円の赤字(前期は53.6億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.5　アサヒＨＤ <5857>
　16年3月期の連結経常利益を従来予想の108億円→89億円(前期は105億円)に17.6％下方修正し、一転して15.7％減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7240> ＮＯＫ 　　　　東１ 　 -13.60 　　2/ 1　　　3Q　　　-16.17
<6486> イーグル工 　　東１ 　 -11.26 　　2/ 1　　　3Q　　　　3.61
<6997> 日ケミコン 　　東１ 　 -10.87 　　2/ 1　　　3Q　　　-68.31
<8370> 紀陽銀 　　　　東１　　 -8.79 　　2/ 1　　　3Q　　　 81.31
<5857> アサヒＨＤ 　　東１　　 -5.97 　　2/ 1　　　3Q　　　 -6.51

<8306> 三菱ＵＦＪ 　　東１　　 -5.09 　　2/ 1　　　3Q　　　 -9.67
<4368> 扶桑化学 　　　東１　　 -4.64 　　2/ 1　　　3Q　　　 37.94
<3401> 帝人 　　　　　東１　　 -4.59 　　2/ 1　　　3Q　　　 96.15
<8333> 常陽銀 　　　　東１　　 -4.55 　　2/ 1　　　3Q　　　　3.06
<6924> 岩崎電 　　　　東１　　 -4.27 　　2/ 1　　　3Q　　　246.24

<7214> ＧＭＢ 　　　　東１　　 -3.67 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転
<6419> マース 　　　　東１　　 -3.50 　　2/ 1　　　3Q　　　-14.25
<6471> 日精工 　　　　東１　　 -3.41 　　2/ 1　　　3Q　　　 10.81
<8541> 愛媛銀 　　　　東１　　 -3.29 　　2/ 1　　　3Q　　　　0.42
<7004> 日立造 　　　　東１　　 -3.29 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤縮

<2281> プリマ 　　　　東１　　 -3.12 　　2/ 1　　　3Q　　　 -0.57
<7150> 島根銀行 　　　東１　　 -2.79 　　2/ 1　　　3Q　　　 13.23
<3433> トーカロ 　　　東１　　 -2.19 　　2/ 1　　　3Q　　　 21.22
<8163> サトＲＳ 　　　東１　　 -2.02 　　2/ 1　　　3Q　　　-46.41
<5803> フジクラ 　　　東１　　 -1.20 　　2/ 1　　　3Q　　　 32.65

<8087> フルサト 　　　東１　　 -0.50 　　2/ 1　　　3Q　　　 17.01
<1945> 東京エネシス 　東１　　 -0.10 　　2/ 1　　　3Q　　　 42.11

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース