【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:リニカル、エプソン、村田製、ソニー
■リニカル <2183> 2,065円 +378 円 (+22.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
1月29日、リニカル <2183> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の12.2億円→16.7億円に36.9%上方修正。増益率が45.8%増→99.6%増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。主力のCRO(臨床試験受託)事業で国内外の案件や国際共同治験の受注が想定より伸び、売上が計画を14.0%も上回ることが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の7円→9円(前期は1→2の株式分割前で14円)に増額修正したことも支援材料。
■セイコーエプソン <6724> 1,954円 +336 円 (+20.8%) 11:30現在 東証1部 上昇率2位
セイコーエプソン<6724>が大幅高。同社は1月29日取引終了後に、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は819億700万円(前年同期比26.0%減)と減益ながら、通期計画910億円に対する進捗率は90.0%に達した。売上収益は8374億2200万円(同2.8%増)で着地。主力のプリンティングソリューションズ事業はインクジェットプリンターの商品ラインアップの強化や販売地域の拡大などで増収を確保した半面、インクカートリッジモデルの日米での価格競争やドル高による製造コスト増などで減益となった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
■スパークス・グループ <8739> 290円 +46 円 (+18.9%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は81%増益で着地、未定だった今期配当は1.5円増配」が好感された。
スパークス <8739> [JQ] が1月29日大引け後(16:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比81.3%増の21.6億円に拡大した。同時に、従来未定としていた期末一括配当は4円(前期は2.5円)実施する方針とした。
⇒⇒スパークス・グループの詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「0.49%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の0.49%にあたる100万株(金額で2億6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月1日から2月29日まで。
■日新製鋼 <5413> 1,321円 +194 円 (+17.2%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
日新製鋼<5413>はカイ気配、日本経済新聞電子版による新日鉄住金<5401>の同社買収報道に際し東証は真偽確認のため、同社株の売買を午前8時20分から停止したが、日新製鋼がこれについてきょうの取締役会で決定するとのコメントを発表、8時51分から取引が再開された。鉄鋼業界は中国の過剰生産などを背景とする鋼材市況の悪化に伴い、厳しい収益環境を強いられており、業界再編の動きが顕在化してきた。今回の動きはその流れを象徴づけている。きょうは新日鉄をはじめ鉄鋼セクターに買いが集まり、寄り付き時点で業種別トップに買われている。
■関電工 <1942> 856円 +124 円 (+16.9%) 11:30現在 東証1部 上昇率4位
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が84%増益で着地・10-12月期も5.5倍増益」が好感された。
関電工 <1942> が1月29日大引け後(15:15)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比84.3%増の105億円に拡大し、通期計画の125億円に対する進捗率は84.3%に達し、5年平均の64.7%も上回った。
⇒⇒関電工の詳しい業績推移表を見る
■村田製作所 <6981> 15,940円 +2,245 円 (+16.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率6位
1月29日、村田製 <6981> が決算(米国会計基準)を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益が前年同期比32.2%増の2400億円に拡大して着地したことが買い材料。スマートフォン高機能化を背景に、主力のコンデンサーと圧電部品で高付加価値品の販売が大きく伸びたことが寄与。コスト削減や円安による採算改善なども大幅増益に貢献した。下期の為替レートは1ドル=115円を想定。日銀によるマイナス金利導入で円安に振れており、通期業績の上振れを期待する買いが向かった。なお、通期計画の2760億円に対する進捗率は87.0%に達している。同時に、東光 <6801> を株式交換によって5月1日付で完全子会社化すると発表。東光株1株に対し、同社株0.027株割り当てる。
■プロネクサス <7893> 1,140円 +150 円 (+15.2%) ストップ高 11:30現在 東証1部 上昇率8位
1月29日、プロネクサス <7893> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.34%にあたる100万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月1日から5月31日まで。同時に発表した16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比17.9%増の25.7億円に伸びたことも買いに拍車を掛けた。
■ジェイエイシ <2124> 1,122円 +135 円 (+13.7%) 11:30現在 東証1部 上昇率10位
29日に決算を発表。「今期経常は15%増で5期連続最高益、6円増配へ」が好感された。
ジェイエイシ <2124> が1月29日大引け後(15:30)に決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比32.2%増の35.2億円に拡大し、従来予想の29.4億円を上回って着地。16年12月期も前期比15.0%増の40.5億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、増益になる。
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■ソニー <6758> 2,862.5円 +339.5 円 (+13.5%) 11:30現在
ソニー<6758>が大幅高。29日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表し営業利益は前年同期比2.3倍の3870億7000万円と大幅増益となったことが好感されている。デバイス部門の収益は悪化したが、プレイステーション4のソフトウエアやゲーム機の販売台数が伸びゲーム&ネットワークサービス分野が増収増益となった。また、映画分野も堅調だった。未定としていた期末配当は10円とし、年間では20円(前期は無配)とする。16年3月通期の業績予想は売上高7兆9000億円(前期比3.8%減)、営業利益3200億円(同4.7倍)、最終利益1400億円。第3四半期時点での利益は通期予想をすでに超過しているが、見通しは据え置かれている。
■資生堂 <4911> 2,536円 +296 円 (+13.2%) 11:30現在
資生堂<4911>が急騰。前週末1月29日の取引終了後、集計中の15年12月期の連結業績について、売上高が従来予想の7600億円から7630億円へ、営業利益が300億円から375億円へ上振れて着地しそうだと発表しており、これを好感した買いが先行している。ブランドのイノベーション効果に加え、引き続きインバウンド需要を獲得した日本事業が好調であったことが売上高を押し上げたほか、中高価格帯の伸長によるプロダクトミックスの好転やコスト構造改革が計画を上回ったことなどが要因としている。なお、決算期変更のため前の期との比較はないが、15年3月期との比較ではそれぞれ1.9%減、35.8%増となる。
■東祥 <8920> 3,950円 +455 円 (+13.0%) 11:30現在
東祥<8920>が5連騰。1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の182億円から190億円(前期比12.5%増)へ、営業利益を48億円から53億円(同23.1%増)へ上昇修正したことが好感されている。スポーツクラブ事業で会員数が増加していることに加えて、ホテル事業で宿泊稼働率が堅調に推移していることが要因としている。また、原油価格低下による水道光熱費などの減少も利益増に寄与したという。業績予想の修正に伴い、従来10円としていた期末配当予想を11円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、年間配当は21円(従来予想20円、前期19円)を予定している。また、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高143億500万円(前年同期比14.2%増)、営業利益41億3500万円(同23.7%増)だった。
■ウシオ電機 <6925> 1,735円 +187 円 (+12.1%) 11:30現在
1月29日、ウシオ電 <6925> が決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比42.4%増の130億円に拡大して着地したことが買い材料。レーザー光源やシネマ用デジタルプロジェクターの販売が好調だったことが寄与。円安による押し上げ効果なども大幅増益に貢献した。通期計画の150億円に対する進捗率は87.2%に達しており、通期上振れする買いが向かった。同時に、0.5%を上限とする自社株買いを発表。株主還元を好感する買いする買いも向かった。
■日本M&Aセンター <2127> 6,330円 +670 円 (+11.8%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が19%増益で着地・10-12月期も8%増益」が好感された。
日本M&A <2127> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.6%増の59.2億円に伸び、通期計画の67.1億円に対する進捗率は88.3%に達し、5年平均の78.2%も上回った。
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■明電舎 <6508> 516円 +54 円 (+11.7%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が赤字縮小で着地・10-12月期は黒字浮上」が好感された。
明電舎 <6508> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は35.1億円の赤字(前年同期は60.8億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
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■NTTドコモ <9437> 2,821円 +294 円 (+11.6%) 11:30現在
NTTドコモ<9437>が4連騰。同社が1月29日取引終了後に発表した16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算では、営業収益が3兆3834億6000万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は6855億500万円(同16.8%増)、最終利益は4924億4900万円(同29.0%増)だった。スマートフォンの通信サービス収入やコンテンツ配信事業が好調で収益に貢献したほか、経費削減努力も寄与した。また、同日発行済み株式数の5.67%に相当する2億2000万株を上限とする自社株取得枠の設定を発表、2月1日から12月末にかけて自社株買いを実施する方針で、これを好感する買いが上げ足を助長している。
●ストップ高銘柄
アンジェス MG <4563> 292円 +80 円 (+37.7%) ストップ高 11:30現在
ソフィア <6942> 190円 +50 円 (+35.7%) ストップ高 11:30現在
ファンクリG <3266> 222円 +50 円 (+29.1%) ストップ高 11:30現在
ビーロット <3452> 1,565円 +300 円 (+23.7%) ストップ高 11:30現在
プロパティエージェント <3464> 2,162円 +400 円 (+22.7%) ストップ高 11:30現在
など、10銘柄
●ストップ安銘柄
田淵電機 <6624> 574円 -100 円 (-14.8%) ストップ安 11:30現在
以上、1銘柄
株探ニュース
1月29日、リニカル <2183> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の12.2億円→16.7億円に36.9%上方修正。増益率が45.8%増→99.6%増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。主力のCRO(臨床試験受託)事業で国内外の案件や国際共同治験の受注が想定より伸び、売上が計画を14.0%も上回ることが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の7円→9円(前期は1→2の株式分割前で14円)に増額修正したことも支援材料。
■セイコーエプソン <6724> 1,954円 +336 円 (+20.8%) 11:30現在 東証1部 上昇率2位
セイコーエプソン<6724>が大幅高。同社は1月29日取引終了後に、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は819億700万円(前年同期比26.0%減)と減益ながら、通期計画910億円に対する進捗率は90.0%に達した。売上収益は8374億2200万円(同2.8%増)で着地。主力のプリンティングソリューションズ事業はインクジェットプリンターの商品ラインアップの強化や販売地域の拡大などで増収を確保した半面、インクカートリッジモデルの日米での価格競争やドル高による製造コスト増などで減益となった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
■スパークス・グループ <8739> 290円 +46 円 (+18.9%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は81%増益で着地、未定だった今期配当は1.5円増配」が好感された。
スパークス <8739> [JQ] が1月29日大引け後(16:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比81.3%増の21.6億円に拡大した。同時に、従来未定としていた期末一括配当は4円(前期は2.5円)実施する方針とした。
⇒⇒スパークス・グループの詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「0.49%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の0.49%にあたる100万株(金額で2億6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月1日から2月29日まで。
■日新製鋼 <5413> 1,321円 +194 円 (+17.2%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
日新製鋼<5413>はカイ気配、日本経済新聞電子版による新日鉄住金<5401>の同社買収報道に際し東証は真偽確認のため、同社株の売買を午前8時20分から停止したが、日新製鋼がこれについてきょうの取締役会で決定するとのコメントを発表、8時51分から取引が再開された。鉄鋼業界は中国の過剰生産などを背景とする鋼材市況の悪化に伴い、厳しい収益環境を強いられており、業界再編の動きが顕在化してきた。今回の動きはその流れを象徴づけている。きょうは新日鉄をはじめ鉄鋼セクターに買いが集まり、寄り付き時点で業種別トップに買われている。
■関電工 <1942> 856円 +124 円 (+16.9%) 11:30現在 東証1部 上昇率4位
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が84%増益で着地・10-12月期も5.5倍増益」が好感された。
関電工 <1942> が1月29日大引け後(15:15)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比84.3%増の105億円に拡大し、通期計画の125億円に対する進捗率は84.3%に達し、5年平均の64.7%も上回った。
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■村田製作所 <6981> 15,940円 +2,245 円 (+16.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率6位
1月29日、村田製 <6981> が決算(米国会計基準)を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益が前年同期比32.2%増の2400億円に拡大して着地したことが買い材料。スマートフォン高機能化を背景に、主力のコンデンサーと圧電部品で高付加価値品の販売が大きく伸びたことが寄与。コスト削減や円安による採算改善なども大幅増益に貢献した。下期の為替レートは1ドル=115円を想定。日銀によるマイナス金利導入で円安に振れており、通期業績の上振れを期待する買いが向かった。なお、通期計画の2760億円に対する進捗率は87.0%に達している。同時に、東光 <6801> を株式交換によって5月1日付で完全子会社化すると発表。東光株1株に対し、同社株0.027株割り当てる。
■プロネクサス <7893> 1,140円 +150 円 (+15.2%) ストップ高 11:30現在 東証1部 上昇率8位
1月29日、プロネクサス <7893> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.34%にあたる100万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月1日から5月31日まで。同時に発表した16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比17.9%増の25.7億円に伸びたことも買いに拍車を掛けた。
■ジェイエイシ <2124> 1,122円 +135 円 (+13.7%) 11:30現在 東証1部 上昇率10位
29日に決算を発表。「今期経常は15%増で5期連続最高益、6円増配へ」が好感された。
ジェイエイシ <2124> が1月29日大引け後(15:30)に決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比32.2%増の35.2億円に拡大し、従来予想の29.4億円を上回って着地。16年12月期も前期比15.0%増の40.5億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、増益になる。
⇒⇒ジェイエイシの詳しい業績推移表を見る
■ソニー <6758> 2,862.5円 +339.5 円 (+13.5%) 11:30現在
ソニー<6758>が大幅高。29日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表し営業利益は前年同期比2.3倍の3870億7000万円と大幅増益となったことが好感されている。デバイス部門の収益は悪化したが、プレイステーション4のソフトウエアやゲーム機の販売台数が伸びゲーム&ネットワークサービス分野が増収増益となった。また、映画分野も堅調だった。未定としていた期末配当は10円とし、年間では20円(前期は無配)とする。16年3月通期の業績予想は売上高7兆9000億円(前期比3.8%減)、営業利益3200億円(同4.7倍)、最終利益1400億円。第3四半期時点での利益は通期予想をすでに超過しているが、見通しは据え置かれている。
■資生堂 <4911> 2,536円 +296 円 (+13.2%) 11:30現在
資生堂<4911>が急騰。前週末1月29日の取引終了後、集計中の15年12月期の連結業績について、売上高が従来予想の7600億円から7630億円へ、営業利益が300億円から375億円へ上振れて着地しそうだと発表しており、これを好感した買いが先行している。ブランドのイノベーション効果に加え、引き続きインバウンド需要を獲得した日本事業が好調であったことが売上高を押し上げたほか、中高価格帯の伸長によるプロダクトミックスの好転やコスト構造改革が計画を上回ったことなどが要因としている。なお、決算期変更のため前の期との比較はないが、15年3月期との比較ではそれぞれ1.9%減、35.8%増となる。
■東祥 <8920> 3,950円 +455 円 (+13.0%) 11:30現在
東祥<8920>が5連騰。1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の182億円から190億円(前期比12.5%増)へ、営業利益を48億円から53億円(同23.1%増)へ上昇修正したことが好感されている。スポーツクラブ事業で会員数が増加していることに加えて、ホテル事業で宿泊稼働率が堅調に推移していることが要因としている。また、原油価格低下による水道光熱費などの減少も利益増に寄与したという。業績予想の修正に伴い、従来10円としていた期末配当予想を11円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、年間配当は21円(従来予想20円、前期19円)を予定している。また、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高143億500万円(前年同期比14.2%増)、営業利益41億3500万円(同23.7%増)だった。
■ウシオ電機 <6925> 1,735円 +187 円 (+12.1%) 11:30現在
1月29日、ウシオ電 <6925> が決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比42.4%増の130億円に拡大して着地したことが買い材料。レーザー光源やシネマ用デジタルプロジェクターの販売が好調だったことが寄与。円安による押し上げ効果なども大幅増益に貢献した。通期計画の150億円に対する進捗率は87.2%に達しており、通期上振れする買いが向かった。同時に、0.5%を上限とする自社株買いを発表。株主還元を好感する買いする買いも向かった。
■日本M&Aセンター <2127> 6,330円 +670 円 (+11.8%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が19%増益で着地・10-12月期も8%増益」が好感された。
日本M&A <2127> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.6%増の59.2億円に伸び、通期計画の67.1億円に対する進捗率は88.3%に達し、5年平均の78.2%も上回った。
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■明電舎 <6508> 516円 +54 円 (+11.7%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が赤字縮小で着地・10-12月期は黒字浮上」が好感された。
明電舎 <6508> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は35.1億円の赤字(前年同期は60.8億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
⇒⇒明電舎の詳しい業績推移表を見る
■NTTドコモ <9437> 2,821円 +294 円 (+11.6%) 11:30現在
NTTドコモ<9437>が4連騰。同社が1月29日取引終了後に発表した16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算では、営業収益が3兆3834億6000万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は6855億500万円(同16.8%増)、最終利益は4924億4900万円(同29.0%増)だった。スマートフォンの通信サービス収入やコンテンツ配信事業が好調で収益に貢献したほか、経費削減努力も寄与した。また、同日発行済み株式数の5.67%に相当する2億2000万株を上限とする自社株取得枠の設定を発表、2月1日から12月末にかけて自社株買いを実施する方針で、これを好感する買いが上げ足を助長している。
●ストップ高銘柄
アンジェス MG <4563> 292円 +80 円 (+37.7%) ストップ高 11:30現在
ソフィア <6942> 190円 +50 円 (+35.7%) ストップ高 11:30現在
ファンクリG <3266> 222円 +50 円 (+29.1%) ストップ高 11:30現在
ビーロット <3452> 1,565円 +300 円 (+23.7%) ストップ高 11:30現在
プロパティエージェント <3464> 2,162円 +400 円 (+22.7%) ストップ高 11:30現在
など、10銘柄
●ストップ安銘柄
田淵電機 <6624> 574円 -100 円 (-14.8%) ストップ安 11:30現在
以上、1銘柄
株探ニュース