【市況】ETF売買動向＝1日寄り付き、日経レバの売買代金は492億円と活況

　1日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比114.6％増の737億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同138.9％増の652億円となっている。

　個別ではｉシェアーズ　ＪリートＥＴＦ <1476> が新高値。東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではｉシェアーズ　エマージング株 <1582> が10.88％高、ＳＭＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数上場投信 <1398> が10.02％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が8.70％高、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> が8.15％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が7.55％高と大幅な上昇。

　一方、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> は4.82％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.44％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は3.35％安、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.30％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が277円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金492億9600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金293億5900万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFでは日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が41億2100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が37億4200万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が32億2500万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が13億円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が9億3100万円の売買代金となっている。


株探ニュース