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2016年01月29日16時31分

【特集】タナベ経営 Research Memo(9):2018年3月期に売上高8,600万円を目指す


■業績見通し

(3)中期経営目標

タナベ経営<9644>では中期経営数値目標として、創業60周年となる2018年3月期に、売上高8,600百万円、経常利益900百万円、売上高経常利益率10.5%を目標として掲げている。ただ、前述したように2016年3月期も会社計画を上回る公算が大きく、前倒しで同計画が達成される可能性も十分ある。

経営戦略としては、同社の祖業であり強みでもある「コンサルティング」を全社、全事業へと領域拡大して新たなコンサルティングバリューを創造し、変化と成長を実現する「コンサルティング&コングロマリット戦略(C&C戦略)」を推進していく方針だ。

主に中堅企業を対象に、ドメイン(事業領域・業種別)×ファンクション(組織)×リージョナル(地域)のスペシャリストが、顧客課題に合わせてチームを組成し、高度な専門性を高度に総合化して発揮する「3つのチームコンサルティング戦略」により、成長拡大を進めている。ドメイン(事業領域・業種別)とは、食品フード・ヘルスケア・住まいと暮らし・ものづくりなどの「社会的課題・未来へのテーマ」であり、これらを顧客企業が自社に取り込み、持続的成長に向けて新たな市場や事業を創造する支援をしている。ファンクション(組織)とは、事業承継・人材・財務・SPなどであり、例えばSPにおいて、前記の「こどもがまんなかPROJECT」に参画して幼稚園と企業のタイアップを支援し、子供たちのより良い未来に向けた商品政策やイベント開催のコンサルティングを行っている。リージョナル(地域)とは、日本で唯一、北海道から沖縄までの全国主要10都市でファームを展開する強みを活かした地域密着(地域特性を熟知した)コンサルティングであり、「経営者こそ地方創生の主人公だ」を合言葉に、140超の地域金融機関や会計事務所と提携し、地域企業の全国展開や地域経営者の育成を支援している。

この「3つのチームコンサルティング戦略」という成長エンジンの加速化のため、今後はドメインやファンクションごとの専門チームを組成して専門性を更に高め、コンサルティングを通じて、社会的課題を解決し、自社の持続的成長へとつなげていく方針である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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