【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … BEENOS、アスコット、パートナーA (1月28日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月27日から28日の決算発表を経て29日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 東日システム <3316>
16年3月期の連結経常利益を従来予想の4億0600万円→1億7700万円(前期は2億0100万円)に56.4%下方修正し、一転して11.9%減益見通しとなった。
▲No.2 BEENOS <3328>
16年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比62.9%減の1.8億円に大きく落ち込み、通期計画の9.5億円に対する進捗率は19.9%にとどまり、さらに前年同期の44.4%も下回った。
▲No.3 高木 <8625>
16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5億7500万円の赤字(前年同期は7億6400万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3316> 東日システム JQ -8.92 1/28 3Q 26.92
<3328> BEENOS 東M -8.12 1/28 1Q -62.94
<8625> 高木 東2 -6.02 1/28 3Q 赤転
<7298> 八千代工 JQ -4.86 1/28 3Q -43.01
<6259> 大崎エンジ JQ -4.59 1/28 3Q 赤拡
<6181> パートナーA 東M -4.16 1/28 3Q -
<4987> 寺岡製 東2 -3.61 1/28 3Q -42.65
<3264> アスコット JQ -2.45 1/28 1Q 黒転
<4308> Jストリーム 東M -2.24 1/28 3Q -41.16
<6627> テラプローブ 東M -2.22 1/28 3Q 157.26
<2689> カワニシ 東2 -2.09 1/28 上期 -16.09
<7837> アールシー JQ -1.51 1/28 3Q 0.00
<5104> 日東化工 東2 -1.25 1/28 3Q 黒転
<9782> DMS JQ -1.24 1/28 3Q -9.03
<3426> アトムリビン JQ -0.86 1/28 上期 -10.04
<3077> ホリイフード JQ -0.83 1/28 3Q -25.36
<9377> AGP JQ -0.69 1/28 3Q 24.21
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース