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【通貨】NY為替:ドル・円は118円82銭、日銀の追加緩和&原油底入れ期待で円軟化


 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円99銭まで上昇後、118円56銭へ下落し118円82銭で引けた。日銀の追加緩和観測、ロシアのメディア報道「石油輸出国機構(OPEC)とその他の産油国が2月に会合を開き減産の可能性を協議する」を受け、原油価格の底入れ期待が広がり、リスク選好の円売りが優勢となった。その後、予想を下回った米国の12月耐久財受注に失望したドル売りが再燃した。


 ユーロ・ドルは、1.0892ドルから1.0968ドルへ上昇し、1.0941ドルで引けた。予想を上回ったドイツのインフレ率や米ウォールストリートジャーナル紙の報道「3月の追加緩和に関し、欧州中央銀行(ECB)の全メンバーの意見は一致していない」、で追加緩和観測が後退しユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は、129円52銭から130円22銭へ上昇した。


 ポンド・ドルは、1.4290ドルから1.4408ドルへ上昇。ドル・スイスは、1.0111フランへ下落後、1.0148フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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