【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 鉱研工業、弁護士ＣＯＭ、ＯＤＫ　(1月27日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　弁護士ＣＯＭ <6027>
　16年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.6倍の2億1800万円に急拡大し、通期計画の2億8300万円に対する進捗率は77.0％に達し、さらに前年同期の54.5％も上回った。

★No.2　日本電技 <1723>
　16年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は1.5億円の赤字(前年同期は8.2億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.3　鉱研工業 <6297>
　16年3月期の連結経常利益を従来予想の5.9億円→7億円(前期は8.3億円)に17.6％上方修正し、減益率が28.5％減→15.9％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6027> 弁護士ＣＯＭ 　東Ｍ 　 +11.46 　　1/27　　　3Q　　　156.47
<1723> 日本電技 　　　ＪＱ　　 +5.79 　　1/27　　　3Q　　　　赤縮
<6297> 鉱研工業 　　　ＪＱ　　 +5.14 　　1/27　　　3Q　　　 23.32
<6747> ＫＩＨＤ 　　　東２　　 +2.49 　　1/27　　　1Q　　　　1.11
<4327> 日本ＳＨＬ 　　ＪＱ　　 +2.42 　　1/27　　　1Q　　　　赤縮

<1775> Ｅ＆Ｃ 　　　　東２　　 +1.72 　　1/27　　　3Q　　　 32.60
<4793> ＢＳＣ 　　　　ＪＱ　　 +0.92 　　1/27　　　3Q　　　　赤転
<2714> プラマテルズ 　ＪＱ　　 +0.91 　　1/27　　　3Q　　　　7.45
<3839> ＯＤＫ 　　　　ＪＱ　　 +0.89 　　1/27　　　3Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース