【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … キヤノン、オリックス、富士フイルム (1月27日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月26日から27日の決算発表を経て28日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 日立化 <4217>
16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比78.6%増の390億円に拡大し、通期計画の515億円に対する進捗率は75.8%となった。
★No.2 アドテスト <6857>
16年3月期の連結税引き前利益を従来予想の95億円→108億円(前期は188億円)に13.7%上方修正し、減益率が49.6%減→42.7%減に縮小する見通しとなった。
★No.3 コロプラ <3668>
16年9月期第1四半期(10-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比45.3%増の105億円に拡大し、通期計画の360億円に対する進捗率は29.2%に達し、3年平均の19.4%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4217> 日立化 東1 +18.33 1/27 3Q 78.57
<6857> アドテスト 東1 +14.00 1/27 3Q -51.41
<3668> コロプラ 東1 +13.73 1/27 1Q 45.27
<3724> ベリサーブ 東1 +13.55 1/27 3Q 103.89
<6641> 日新電 東1 +10.42 1/27 3Q 99.91
<6755> 富士通ゼ 東1 +9.74 1/27 3Q -1.22
<8036> 日立ハイテク 東1 +9.62 1/27 3Q 9.22
<1930> 北陸電工 東1 +7.20 1/27 3Q 40.30
<7970> 信越ポリ 東1 +5.71 1/27 3Q 53.94
<8344> 山形銀 東1 +5.31 1/27 3Q -13.07
<4506> 大日本住友 東1 +4.26 1/27 3Q 38.33
<8591> オリックス 東1 +3.87 1/27 3Q 20.27
<8174> 日ガス 東1 +3.72 1/27 3Q 56.51
<8806> ダイビル 東1 +3.58 1/27 3Q -17.65
<4679> 田谷 東1 +3.48 1/27 3Q 赤縮
<6858> 小野測器 東1 +3.44 1/27 本決算 26.15
<4684> オービック 東1 +3.39 1/27 3Q 5.91
<2760> 東エレデバ 東1 +2.46 1/27 3Q 57.72
<9507> 四国電 東1 +2.04 1/27 3Q -8.61
<6210> 洋機械 東1 +1.51 1/27 3Q -5.06
<7751> キヤノン 東1 +1.47 1/27 本決算 3.62
<7995> バルカー 東1 +1.04 1/27 3Q -2.71
<8350> みちのく銀 東1 +1.04 1/27 3Q 5.52
<7820> ニホンフラ 東1 +0.94 1/27 3Q 1.62
<2599> ジャパンF 東1 +0.44 1/27 3Q 207.62
<4973> 日本高純度 東1 +0.43 1/27 3Q -11.69
<8628> 松井 東1 +0.40 1/27 3Q 4.81
<4901> 富士フイルム 東1 +0.07 1/27 3Q -7.47
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした28日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース