【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 三井住友FG、エムスリー、ハウス食G (1月26日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 エムスリー <2413>
16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比21.6%増の150億円に伸び、通期計画の190億円に対する進捗率は79.4%に達し、さらに前年同期の76.7%も上回った。
★No.2 キヤノンMJ <8060>
15年12月期の連結経常利益は前の期比5.6%増の280億円になり、16年12月期は前期比0.6%増の282億円とほぼ横ばい見通しとなった。
★No.3 コメリ <8218>
16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.4%増の159億円に伸び、通期計画の170億円に対する進捗率は93.8%となり、5年平均の93.5%とほぼ同水準だった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<2413> エムスリー 東1 +15.31 1/26 3Q 21.59
<8060> キヤノンMJ 東1 +11.42 1/26 本決算 0.57
<8218> コメリ 東1 +7.98 1/26 3Q 8.38
<2810> ハウス食G 東1 +3.86 1/26 3Q 12.06
<4099> 四国化 東1 +3.52 1/26 3Q 31.60
<4549> 栄研化 東1 +3.30 1/26 3Q 23.99
<8316> 三井住友FG 東1 +2.55 1/26 3Q -18.67
<8566> リコーリース 東1 +0.71 1/26 3Q 2.55
<8342> 青森銀 東1 +0.29 1/26 3Q 6.41
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース