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【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ADワークス、キヤノン電、積水樹 (1月26日発表分)


―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 キヤノン電 <7739>
 15年12月期の連結経常利益は前の期比1.5%増の106億円になったが、16年12月期は前期比13.8%減の92億円に減る見通しとなった。

▲No.4 積水樹 <4212>
 16年3月期の連結経常利益を従来予想の98億円→95億円(前期は94.5億円)に3.1%下方修正し、増益率が3.6%増→0.5%増に縮小する見通しとなった。

▲No.5 蝶理 <8014>
 16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.9%減の41億円に減り、通期計画の68億円に対する進捗率は60.4%にとどまり、5年平均の73.6%も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<7739> キヤノン電   東1   -7.50   1/26 本決算   -13.83
<7554> 幸楽苑HD   東1   -3.18   1/26   3Q   -12.84
<3250> ADワークス  東1   -2.27   1/26   3Q    51.96
<4212> 積水樹     東1   -1.49   1/26   3Q    0.18
<8014> 蝶理      東1   -1.18   1/26   3Q    -9.91

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

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