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【市況】米系大手証券、鉄鋼セクターでは神戸製鋼に強気、新日鉄住金とJFEに慎重姿勢

 ゴールドマン・サックス証券の鉄鋼セクターのリポートでは、海外市況が大きく低迷する中、日本の鉄鋼メーカーがまだ利益を上げられているのは、国内市況が堅調に推移しているからと指摘。それでも、広がる一方の内外価格差に鑑みれば、「国内のスプレッドは今がピーク水準に近いと考えるべき」との見方で、実際、過去国内プレミアムが大きく拡大したフェーズでは、国内価格が海外市況に追いつく形で下落してきたと解説。

 内外価格差が歴史的高水準にまで拡大している現状に鑑みればダウンサイドリスクを意識する必要があるとみて、新日鉄住金<5401>とJFEホールディングス<5411>には慎重姿勢を継続。18年3月期以降の電力事業のポテンシャルに鑑み、神戸製鋼所<5406>の買い推奨を継続している。
《MK》

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