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【市況】東京株式(寄り付き)=米国株と原油市況反発受け買い先行

 27日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比240円高の1万6949円と急反発。前日に中国・上海株が6.4%の急落をみせたものの、欧州株式市場では引けにかけて一貫した戻り足でプラス圏に浮上、米国株市場ではNYダウが280ドル強の急反発をみせたことで投資家の不安心理が後退している。

 WTI原油価格が反発したほか、外国為替市場では1ドル=118円台前半の推移と円安水準でもみ合っており、主力株中心に買い戻しを誘発する展開にある。東証1部の騰落レシオは前日時点で61.9%と売られ過ぎゾーンにあり、目先押し目買いも入りやすい。ただ、27日のFOMCの結果と29日の日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から、買い一巡後は様子見ムードとなる可能性もある。寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位にその他金融、保険、卸売、機械、その他製品、サービスなど。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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