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【材料】ルネサスが続落、欧州大手証券は「理想的な提携先は半導体専業の企業」との考え

 ルネサスエレクトロニクス<6723>が続落。朝方から売り優勢となり、さえない展開となっている。

 UBS証券は、産業革新機構(INCJ)が保有する69.1%の株を、どの会社が・どれくらい取得するかに株式市場の注目が集まっている、とのリポートをリリース。「買う側も簡単ではない」との見解を示し、その理由として、ルネサスを買収すると6000億円超の投資が必要なうえに、買収後は営業利益1000億円を占める事業が連結化される結果、買収した会社は「半導体事業」に経営資源を傾注せざるを得なくなると解説している。

 同証券は、理想的な提携先は半導体専業の企業と考えるとし、現時点でルネサスのレーティングは「ニュートラル」、目標株価は800円を継続している。
《MK》

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