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【市況】東京株式(前引け)=買い戻し継続で約9割の銘柄が上昇

 25日前引けの日経平均株価は前日比235円高の1万7194円と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は12億430万株、売買代金概算は1兆2182億9000万円。値上がり銘柄数は1765、対して値下がり銘柄数は125、変わらずは43銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末の欧米株高を受けて広範囲にリスクオフの巻き戻しが波及した。前週末に日経平均は900円を超える上昇を示したものの、東証1部の騰落レシオは62%台と依然として売られ過ぎゾーンにあり、突っ込み警戒感からの空売り買い戻しと押し目買いの動きが継続している。途中伸び悩む場面はあったものの、追加緩和期待を底流に、中国株をはじめ軒並み堅調に推移するアジア株市場や円安水準でもみ合う為替相場なども味方につけ、前場後半は買い直された。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金を伴い堅調なほか、花王<4452>、NTT<9432>なども高い。JT<2914>が大幅高、キーエンス<6861>も買われた。GSIクレオス<8101>が値を飛ばし、ヒト・コミュニケーションズ<3654>、東京製鉄<5423>、ネクスト<2120>も急伸。半面、日本通信<9424>が急落、タカタ<7312>も大幅安。日本水産<1332>が軟調、東芝<6502>、住友不動産<8830>なども値を下げた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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