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【市況】日経平均のボトムはまだ先、セリング・クライマックスはまだ起きていないと国内大手証券

 1月21日の東証一部の売買高は今年最高の約32億株(売買代金3兆1000億円)だった。この日の安値は1万6017円まであり、大納会の終値1万9033円からわずか13営業日で値幅3016円の下落となった。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のテクニカル分析レポートでは、目先のリバウンドがある可能性を示しているが、「セリング・クライマックスはまだ起きていない、日経平均のボトムはまだ先」と見通しを出している。

 同証券のリポートによると、東証一部市場の売買高が今年最大になったが、昨年8月の中国ショックで下落した8月25日は約47億株(売買代金約5兆円)であり、比べると6割程度でしかないと指摘。セリング・クライマックスは来ておらず、日経平均株価はまだ最終下値をこれから探りに行くと予想している。
《MK》

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