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【市況】東京株式(前引け)=リスク回避売りの反動で急反騰

 22日前引けの日経平均株価は前日比575円高の1万6592円と急反発。前場の東証1部の売買高概算は11億3799万株、売買代金概算は1兆1218億6000万円。値上がり銘柄数は1878、対して値下がり銘柄数は35、変わらずは22銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の海外株高を受けて前日までのリスク回避の流れが反転し大きくリバウンドに転じた。ECBが追加緩和を示唆したことが好感されたほか、前日のニューヨーク原油先物価格が急反発したことや、外国為替市場で1ドル=117円台後半に円安が進んだことも投資家の不安心理後退につながった。東証1部全体の97%の銘柄が上昇、日経平均は600円近い上昇をみせ、前場は高値圏で着地した。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が急伸、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも買われた。任天堂<7974>、ブリヂストン<5108>なども上昇。サイバネットシステム<4312>がストップ高、ダブル・スコープ<6619>、東邦チタニウム<5727>なども値を飛ばした。半面、日本電産<6594>、JAL<9201>が軟調。タムロン<7740>が大幅安、ファンケル<4921>も売られた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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