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【材料】小松ウオールが反発、第3四半期28.0%営業減益も悪材料出尽くし感

 小松ウオール工業<7949>が7日ぶりに反発。同社は21日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の単体決算を発表。売上高は204億2900万円(前年同期比3.5%減)、営業利益は16億7300万円(同28.0%減)、純利益は11億7000万円(同20.6%減)と減収減益となったが、株価は21日に一時、1691円まで売られ昨年来安値を更新していたことから、この日は悪材料出尽くしから買い戻しの動き。福祉・厚生施設など官公庁向けが低迷、業容拡大のため積極的な人材確保を行ったことから固定費も増加している。

 通期業績は売上高323億円(前期比6.7%増)、営業利益37億円(同3.5%減)、純利益25億円(同0.1%増)と従来見通しを据え置いた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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