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【市況】日欧緩和期待、原油底入れで5日線意識も/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 21日のNY市場は上昇。欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁は、追加緩和の可能性を示唆した。これを受けて欧州市場が上昇するなか、米国市場にも買いが広がった。ダウ平均は115.94ドル高の15882.68、ナスダックは0.37ポイント高の4472.06。シカゴ日経225先物清算値は大阪比460円高の16460円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好からギャップ・アップで始まり、前日の下落部分は吸収してきそうだ。ドラギ総裁が3月にも追加緩和に踏み切ることを示唆しており、日銀の追加緩和への思惑が高まりやすく、これを受けてリバウンドが意識されてくる。また、原油先物相場に底入れ感が出てきており、これがショートカバーにつながる可能性がある。

 シカゴさや寄せで前日の後場からの失速部分を吸収してくることになり、その後は上値抵抗の5日線を睨みながらの展開になろう。ボリンジャーバンドでは-2σが16300円近辺に位置しており、同線を上回って推移できるかが注目される。このところは値動きが荒い状況が続いており、16200-16700円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 16700円-下限 16200円

《TM》

 提供:フィスコ

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