市場ニュース

戻る
2016年01月22日07時11分

【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ごまお氏:経済と多様性について

n 【日足】
多機能チャートへ
n 【日中足】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ごまお氏(ブログ「ごまおファンド」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2016年1月20日に執筆

はじめまして、個人投資家のごまおです。フィスコソーシャルレポーターとして今回が初めてのレポートとなります。よっこいしょういちで頑張ります。

昨今の世界のニュースで心を痛めているのは、シリア難民の問題です。イラク、シリアの紛争地域から亡命した人々が行き着いた先のヨーロッパでは、増え続ける難民に対して排斥運動が起きていると聞きます。この移民排斥運動は、一歩間違うと、ヨーロッパの経済を破壊してしまうのではないかと危惧しています。

私は、経済というものは異文化、異民族が混ざり合う多様性のある、寛容な社会でこそ発展すると考えています。

現在のアメリカはまさにこれに当てはまります。かつてのローマ帝国やイスラム帝国も当てはまります。そして、現在のヨーロッパも旧植民地をはじめとする国々から移民を受け入れ、異文化を受け入れ、社会全体を活性化してきました。多様性の無い排他的な国では経済が停滞してしまうと思います。

近頃、日本でも排他的なナショナリズムが台頭しつつあるようです。これは、日本経済の発展や日本株投資にとって注意すべきシグナルだと私は考えます。

日本経済の絶頂期だった80年代には貧しいアジア諸国に対する優越感や同情心はあれども、彼らを排斥しようとする動きはありませんでした。あれから30年経ち、半導体は台湾に負け、家電は韓国に負け、日本が外貨を稼ぐことができる産業は自動車くらいです。誇りを失った日本人は、アジアの人々に対して歪んだナショナリズムで攻撃しているとも捉えられます。

2016年、もし日本がさらに右傾化したら、それは日本経済がさらに停滞する方向に向かうシグナルだと考えても良いのかもしれません。そうなったら、私たち投資家は、日本株投資にこだわる必要はないでしょう。逆に、海外に目を向ける良い転換期になるかもしれません。

----

執筆者名:ごまお
ブログ名:ごまおファンド

《NO》

 提供:フィスコ

【関連記事・情報】

日経平均