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【市況】NY原油:反発で29.53ドル、EIA在庫増は想定内の規模との見方から買い転換


 NY原油は反発(NYMEX原油3月限終値:29.53↑1.18)。この日から取引の中心となった3月限は、27.93ドルから30.25ドルまで上昇した。先ず、前日発表の全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が大幅に増加したこと。また、ドラギECB総裁の追加緩和示唆でユーロ安・ドル高になったことで、原油はいったん売りが先行した。



 しかし、その後発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内在庫は増加もAPI統計を下回る規模にとどまったことが注目され、原油は買い戻しに転換。そこからは欧米株高を好感し、景気持ち直しによる需要回復期待などから、買いが強まった。

《KK》

 提供:フィスコ

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