市場ニュース

戻る
 

【テク】日経平均テクニカル:大幅続落、一昨年のもち合いレンジ(14000-16000円)を意識する可能性


21日の日経平均は、大幅続落で連日の昨年来安値を更新した。前日の大幅な下げに対する自律反発の流れから始まると、その後はリバウンド基調が強まり、5日線レベルを回復する場面もみられた。しかし、5日線をクリアできずにいると、その後は戻り待ちの売りに押される格好となり、連日で大陰線を引いている。一目均衡表では下降する転換線に上値を抑えられている。前日に週足形状での一昨年10月末から11月上旬の上昇時に空けていたマド(16413-16790円処)を埋めていたが、この水準でキレイに反転できなかったことから、一昨年のもち合いレンジであった14000-16000円の水準を意識してくる可能性がある。ボリンジャーバンドでは下降する-2σに沿った調整が続いているが、週足形状では売られ過ぎではあるが、バンドが今後拡大する局面にあるため、明確なボトム形成は見極めづらいだろう。
《SY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均