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【材料】ソフトバンクグループが反発、売買代金はトヨタを上回り東証1部首位

 ソフトバンクグループ<9984>が4日ぶり反発。前場段階で売買代金はトヨタ自動車<7203>を超えて東証1部首位。最近ではトヨタの売買代金を上回ることは珍しく、個人投資家を中心とした注目度の高まりを反映している。

 同社株は年初から急激な下げに見舞われ、前日に終わり値ベースで約2年7カ月ぶりとなる5000円大台割れとなったが、きょうは朝方こそ前日比マイナス圏で推移したものの、全体地合いの改善とともに買い戻しが優勢となった。同社傘下の米携帯電話会社スプリントの業績低迷に加え、株価下落に伴う含み損が売りの背景となっている。前日の米国株市場でスプリント株は終値ベースで7%を超える下げをみせるなど下値模索が続いているが、売り材料としてはかなり織り込んできているとの見方もある。「目先ソフトバンク株は下げ過ぎとの見方も台頭、足もとは自律反発狙いの個人投資家資金の流入が目立つ。ただ、現状は継続的な実需の買いが入る感じではない」(国内ネット証券大手)という。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年01月21日 12時35分

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