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【市況】東京株式(寄り付き)=欧米株安も売られ過ぎ感から買い戻し先行

 21日の東京株式市場は売り買い交錯もやや買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比50円高の1万6466円と反発。前日の欧米株市場が総じて大きく値を下げており、リスク回避の流れが続いているが、直近は需給先行ともいえる急落が続いており、突っ込み警戒感も台頭しているもよう。

 リスクオフの元凶となっている原油市況については、前日のニューヨーク原油先物価格が1バレル=26ドル台まで下落しており、これが投資家の不安心理を煽っている。ただ、ニューヨーク原油は日本時間朝方の時間取引で上昇に転じているほか、外国為替市場でも1ドル=117円台まで円安方向に戻している。前日の米国株式市場ではNYダウが一時500ドル以上の下げをみせたあとは下ヒゲをつけて249ドル安まで下げ渋ったこともあって、東京市場でも目先空売り筋の買い戻しを誘発する可能性も出てきた。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種前後が高く、値上がり上位にゴム製品、空運、鉱業、陸運。その他製品など。値下がりではその他金融、保険、食料品、石油など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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