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2016年01月20日09時45分

【市況】概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は大幅に値上がり、当局が景気テコ入れに乗り出すとの期待感が強まる


【ブラジル】ボベスパ指数 38057.02 +0.32%
19日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比119.74ポイント高(+0.32%)の38057.02で取引を終えた。37941.23から38856.51まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは31、値下がりは28、変わらず2であった。

中国のGDP、鉱工業生産、小売売上高はどれも下振れだったが、中国で「預金準備率の引き下げを含む追加金融緩和が打ち出される」との観測が浮上。鉱物資源などにおける需要増加の思惑から、鉱山大手のヴァーレ(VALE3)が大幅な株高となり、ボベスパ指数の上昇をけん引した。一方、ブラジル中銀が20日の会合で利上げを決定すると予想されており、指数の重石になった可能性。

【ロシア】MICEX指数 1645.56 +1.43%
19日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は、前日比23.13ポイント高(+1.43%)の1645.56で取引を終了した。1674.98まで上昇した後、いったん1635.21まで下落した。
中国のGDP、鉱工業生産、小売売上高はどれも下振れだったが、当局への景気テコ入れ期待から、アジア、欧米で株高になり、ロシア株も連れ高になった。そうしたなか、ブレント原油先物がいったん買い戻されて一時30ドル台を回復した辺りで、ロシア株は買いが加速して高値をつけた。その後、ロシア株式市場引けにかけてブレント原油先物が再び28ドル台まで下落したことで、ロシア株は上昇幅を縮小した。

【インド】SENSEX指数  24479.84 +1.21%
19日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比291.47ポイント高(+1.21%)の24479.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同84.10ポイント高(+1.14%)の7435.10で取引を終えた。

小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが先行。また、本日に発表された中国の経済指標がほぼ市場予想通りに着地したことも、過度な景気減速不安を後退させた。ほかに、アジアの主要な株式市場が堅調な値動きを示していたことも支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3007.74 +3.22%
19日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は前日比93.90ポイント高(+3.22%)の3007.74ポイントと続伸した。

政策期待が膨らむ。当局が近く景気テコ入れに乗り出すとの期待感が一段と強まっている。前場の取引時間中に集中して発表された12月の重要経済指標は、総じて弱い内容だった。市場では、「預金準備率の引き下げを含む追加金融緩和が打ち出される」との観測が浮上。指数は後場に入り上げ足を速め、一段高で取引を終えた。

《CS》

 提供:フィスコ

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