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【材料】マクドナルドは買い優勢、英投資ファンドの買収参戦報道

 日本マクドナルドホールディングス<2702>は売り買い拮抗もやや買い優勢、前日まで4日続落していたが足もと下げ止まる動きをみせている。米マクドナルドの売却意向が伝わるなか、19日夜、共同通信が「(同社の株式買収に)国内外食大手の支援に強みを持つ英投資ファンド『ペルミラ』が乗り出すことが19日、分かった。20日に期日を迎える入札手続きに参加する意向だ」と報じた。回転ずしチェーン大手のあきんどスシローを傘下に持つペルミラの日本マクドナルド買収参戦で、株価は株式争奪戦の思惑から動意気配となる可能性もある。

 もっとも日本マクドナルドの業績は低迷しており、足もとは約130店に及ぶ不採算店の閉鎖に動いている。外食業界には同社の全国店舗網を評価する動きがある一方、現在の収益力の低下から買収交渉は米マクドナルド側に厳しい展開となるとの見方もある。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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