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【市況】東京株式(寄り付き)=中国経済指標警戒で買い手控え

 19日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比53円安の1万6902円と続落。前日の米国株市場はキング牧師誕生日の祝日で休場だったが、外国為替市場で1ドル=117円台前半と円高水準でのもみ合いが続いているほか、前日の欧州株市場が総じて軟調気味に推移したこともあり、リスクを回避する流れが続いている。

 きょうは中国の15年10~12月期GDP発表をはじめ重要経済指標が発表されることもあって、朝方は買い手控え感が強い。もっとも日経平均株価は年明けからの大幅な調整で値ごろ感も生じており、下値では空売りの買い戻しや押し目買いが予想され下げ渋る場面も想定される。寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種前後が高く、値上がり上位にその他製品、医薬品、金属製品、倉庫、ガラス土石など。値下がりでは水産、不動産、銀行、食料品、非鉄など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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