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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 16,500円~17,000円。 

 米株式市場は祝日(キング牧師誕生日)により休場。欧州市場は原油価格の下落を懸念して続落となり、日経先物の夜間取引も日経平均より130円程度値下がりしていることから、東京市場の朝方も売り先行により、マイナス圏での取引開始となるだろう。

 一巡後は、11時発表予定の中国12月鉱工業生産・小売売上高と、中国10-12月期GDPの結果を見極めたいと、積極的な売買は見送られる公算で、経済指標があまりネガティブな内容でなければ、短期的な割安感からマーケットが切り返すことも十分期待出来る。

 ただ、発表内容に信頼が置けない中国だけに、好内容であっても市場が結果に疑念を持つようだと、再び売り優勢から下値を模索するような値動きとなることが予想され、もちろん予想を下回る内容であれば、先物主導でヒステリックに下落する注意も必要だろう。

 テクニカル的には、昨年来の安値である16,592.57円が目先の下値根度であるが、日経先物は既に昨日の取引で割り込んでいることから、相場が軟調に推移するようだと安値更新の可能性は高く、中国指標を好感して上昇した場合でも、昨日も17,000円大台回復を維持出来ないなど反発エネルギーが弱いことから、5日移動平均線(17,202円前後)が目先の抵抗線となりそうだ。

 新興市場のジャスダック平均は、心理的節目の2,400ポイントが目先の下値メドとなりそうで、マザーズ指数は、750ポイント前後が目先の下値メドとして意識されるだろう。

 本日の予想レンジ 16,500円~17,000円。(ストック・データバンク 編集部)

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