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【市況】19日の株式相場見通し=中国景気指標発表に警戒感、売り先行で続落か

 19日の東京株式市場は、前場に発表される中国の15年10~12月期の国内総生産(GDP)をはじめとする複数の重要景気指標の内容に左右される展開となりそうだ。もし、予想に比べて低調な内容にとどまったと受け止められた場合は、日経平均株価が大幅続落する可能性もある。

 前日18日の米株式市場は、キング牧師誕生日の祝日で休場だった。同日の欧州市場は、ドイツ、フランス、英国など主要国の株価指数は続落した。
 19日早朝の東京株式市場では、1ドル=117円30銭台での推移となっている。
                                      
 日程面では、15年の訪日外国人客数、15年の訪日外国人消費額、首都圏新規マンション発売に注目。海外では、中国15年通年・10~12月期のGDP、中国12月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、IMFが世界経済見通し公表、国際エネルギー機関(IEA)1月の石油市場月報が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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