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【材料】村田製が続落、国内大手は17年3月期の市場コンセンサスが高すぎることは株価に重石との指摘

 村田製作所<6981>が3日続落。後場に入り、やや下げ幅を縮小する展開。

 SMBC日興証券は同社に対するリポートをリリース。同社の16年3月期は、1~3月期のハイエンドスマートフォンの生産調整を織り込んでも、第1~第3四半期好調のバッファがあるため、会社計画は過達となるとみるも、17年3月期の市場コンセンサスが高すぎることは株価に対し重石となろうと指摘。

 同証券ではまた、17年3期上期は既存モデルへの部品納入が続くため、減益となる可能性が高く、PAモジュールの拡販がかなりの規模で進まない限り、届きそうもないためコンセンサスが下がる可能性が高く、その間の株価底打ちの可能性は低いとみて、目標株価1万5200円と投資評価「3」(アンダーパフォーム)を継続している。
《MK》

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