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【通貨】豪ドル週間見通し:もみあいか、人民元相場の動向が手掛かり材料に


■続落、主要国の株安や原油安でリスク回避の売り

先週の豪ドル・円は続落。原油先物が一段安となったことや中国、日本、欧米諸国の株安を嫌ってリスク回避的な豪ドル売り・円買いが観測された。対米ドルでも短期筋などの豪ドル売りが優勢となっており、対円レートの下落を促したようだ。取引レンジは79円57銭-83円40銭。

■もみあいか、人民元相場の動向が手掛かり材料に

今週の豪ドル・円はもみあいか。人民元相場の先安観は払拭されていないため、リスク回避的な豪ドル売りがすみやかに縮小する可能性は低いとみられる。ただし、人民元相場の中心レートが上昇に転じた場合、投機的な豪ドル売り・米ドル買いは後退し、豪ドルは対円で底堅い動きを見せる可能性は残されている。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・18日:12月TDセキュリティーズインフレ指標(11月:前年比+1.8%)

予想レンジ:79円00銭-82円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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