【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … クリレスHD、ベクトル、古野電 (1月14日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月13日から14日の決算発表を経て15日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ヤマダS×L <1919>
16年2月期の連結経常損益を従来予想の2億円の黒字→2.5億円の黒字(前期は13.6億円の赤字)に25.0%上方修正した。
★No.2 古野電 <6814>
16年2月期の連結最終損益を従来予想の18億円の黒字→25億円の黒字(前期は9億円の赤字)に38.9%上方修正した。
★No.3 大黒天 <2791>
16年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比2.8%増の25億円となったが、通期計画の55.5億円に対する進捗率は45.1%となり、5年平均の44.8%とほぼ同水準だった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<1919> ヤマダS×L 東1 +3.85 1/14 3Q 黒転
<6814> 古野電 東1 +2.51 1/14 3Q 7.06
<2791> 大黒天 東1 +1.57 1/14 上期 2.79
<3201> ニッケ 東1 +1.41 1/14 本決算 -12.81
<3387> クリレスHD 東1 +0.79 1/14 3Q 47.93
<3627> ネオス 東1 +0.57 1/14 3Q 黒転
<6058> ベクトル 東1 +0.35 1/14 3Q 30.77
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース