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【テク】日経平均テクニカル:大幅反落、まずはダブル・ボトム形成が意識されるが


14日の日経平均は大幅反落。ボリンジャーバンドでは-2σを再び割り込んできている。週間形状では-2σを下回り、-3σ水準まで下げてきており、売られ過ぎ感がある。一時9月末以来の17000円を割り込む場面をみせており、調整トレンドが継続している状況であるが、一方でダブル・ボトム形成が意識されてくる。ただし、週足の一目均衡表の雲下限に跳ね返される格好となっており、週末終値段階で17700円処をクリアできないと、上値抵抗として意識されることになる。また、月足の一目均衡表では基準線が17390円辺りに位置しており、月末段階でこれを上回ることができれば、いったんは支持線として意識されることから、目先底となる可能性がある。ただし、これらが抵抗となると、ダブル・ボトム期待も、戻りは限られることになり、その後の一段安が警戒されてくる。
《SY》

 提供:フィスコ

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