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【特集】SDエンター Research Memo(11):通期業績はフィットネス事業やボウリング事業の動向に注目


■業績動向

(2) 2016年3月期通期見通し

2016年3月期通期についてSDエンターテイメント<4650>は、売上高8,800百万円、営業利益460百万円、経常利益320百万円、当期利益280百万円を予想している。これらの数値は従来どおりで変更はない。

事業部門別では、第2四半期に出遅れたフィットネス事業が10月以降、急速に入会者数を伸ばしており、下期には増収増益に転じるものと期待される。ボウリング事業も第2四半期からの好調を維持しており、冬季は需要期にどこまで収益を伸ばすか大いに注目される。GAME事業では厳しい事業環境が続くなか、2016年1月後半にローンチが予定されている「ネットキャッチャー」の動向が注目ポイントだ。先発企業の成功体験を同社も再現できれば、有力な収益源になる可能性もある。

連結子会社の連結のタイミングのずれは、他の既存事業の収益上振れで十分吸収できると弊社ではみており、同社が期初予想を維持していることには十分、説得力があると弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《RT》

 提供:フィスコ

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