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2016年01月14日16時07分

【特集】SDエンター Research Memo(4):逆風にあるゲーム業界、地域密着イベントなどで巻き返しへ


■事業部門別動向

(1) GAME事業

SDエンターテイメント<4650>の今第2四半期のGAME事業売上高は1,151百万円で前年同期比7.8%の減収となった。減収の主たる要因は札幌市内のノルベサ店で改修に伴う休業と名古屋市内の店舗の閉鎖だ。福島市内にディノスパーク南福島を開店したものの及ばなかった。同様の理由で営業利益も前年同期比29.5%減益の67百万円にとどまった。

GAME事業は業界全体として逆風にさらされ、残存者利益を狙った体力勝負の様相が一段と強まっている状況だ。同社も今第2四半期には名古屋の閉店を決断した。一方で、5月に南福島店を開店し、さらには、函館上磯店を第3四半期にオープン予定だ。これら2店の共通点は同業他社の店舗を譲り受けたということだ。南福島店は開業当初は苦戦したものの、地元密着型イベントなどで集客を増やし、現状は単月黒字化を達成しているもようだ。

GAME事業では、前述したネットキャッチャー事業の開始が注目される。2016年1月25日の事業開始を目指して準備が進められている。業界トップ企業は年商10億円規模に達しているもようだ。同業界はこれからまだまだ伸びる余地が大きいと判断し、今回ネットキャッチャー事業に進出するため、成功可能性は高いと自信を持っているようだ。今期の業績貢献は限定的とみられるが、来期以降の収益貢献に期待が高まる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《RT》

 提供:フィスコ

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