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【市況】NY金:反発で1087.10ドル、原油急反落による株安で安全志向の買い強まる


 NY金は反発(COMEX金2月限終値:1087.10↑1.90)。1080.20ドルから1092.80ドルまで上昇した。中国の12月輸出入の改善を受けて経済減速への懸念が緩和し、原油高、欧米株高、米国債利回り上昇、ドル高となったことで、金は売りが先行。



 しかし、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週次石油在庫統計での在庫増をきっかけに、原油先物が急反落。米株も下落に転じたことで、その後、安全資産としての金の買いが優勢になった。米国債利回りが低下し、ドル高傾向が一服したことも、金を買いやすくした。

《KK》

 提供:フィスコ

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