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【材料】東宝が大幅反発、今期最高益予想を8%上乗せ、配当も5円増額

 12日、東宝 <9602> が16年2月期の連結経常利益を従来予想の370億円→400億円に8.1%上方修正。増益率が8.3%増→17.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、3回目。

 主力の映画事業で「アンフェア」や「図書館戦争」の興行収入が伸びたほか、「バケモノの子」などの夏公開ヒット作の好調が長く続いたことが収益を押し上げる。

 業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の25円→30円(前期は25円)に増額修正したことも支援材料。

 同時に、0.54%を上限とする自社株買いを発表。株主還元を好感する買いも向かった。

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