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【通貨】1月12日のNY為替概況


 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円07銭まで上昇後、117円38銭へ下落し117円75銭で引けた。

中国政府高官の発言「10%またはそれ以上の人民元の切り下げの憶測はばかげている」や中国当局が銀行に人民元の流出を制限するよう要請したとの報道を受けて、人民元安への警戒感が後退しリスク選好の円売りが優勢となった。また、良好な米国の雇用関連指標でドル買いも優勢となった。その後、原油価格が12年ぶりに30ドルを割ったため世界経済への警戒感を受けたリスク回避の円買いが再燃。

ユーロ・ドルは、1.0820ドルへ下落後、1.0878ドルへ反発し1.0850ドルで引けた。ユーロ・円は、127円89銭から127円50銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.4352ドルへ下落後、1.4444ドルへ反発。低調な英11月鉱工業・製造業生産を受けて利上げ観測が後退しポンド売りが加速した。

ドル・スイスは、0.9996フランから1.0046フランへ上昇した。


[経済指標]・米・12月労働市場情勢指数:2.9(予想:0.4、11月:2.7←0.5)

《KY》

 提供:フィスコ

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