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【市況】日経平均は大幅に6日続落、一時513円安まで下げ幅広げ全面安の展開/相場概況


日経平均は大幅に6日続落。11日の上海総合指数が前週末比5%超下げたことや原油先物相場の下落などが嫌気され、日経平均は227円安と17500円を割り込んでスタートした。本日の上海総合指数は前日比0.3%高から取引を開始したが、前場には節目の3000ptを割り込む場面があった。その後は比較的落ち着いた値動きとなったが、日経平均は先物に断続的な売りが入り下げ幅を拡大する展開となった。大引け前には一時17184.78円(前週末比513.18円安)まで下落した。

大引けの日経平均は前週末比479.00円安の17218.96円となった。東証1部の売買高は26億3516万株、売買代金は2兆9731億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、鉱業、石油・石炭製品、海運業が5%超下げたほか、非鉄金属、鉄鋼なども下落率上位となった。

個別では、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>など売買代金上位は全般軟調。三菱UFJ<8306>、三井物産<8031>、マツダ<7261>などが4%超、ソニー<6758>、村田製<6981>、任天堂<7974>などは5%超の下落。第3四半期決算が市場予想に届かなかったイオン<8267>は10%近い下げに。また、ダイト<4577>、タカキタ<6325>、フェリシモ<3396>などが東証1部下落率上位となった。一方、ホンダ<7267>は小幅ながらプラスを確保した。前週末に第1四半期決算を発表した島忠<8184>は4%超の上昇に。また、さくら<3778>、エストラスト<3280>がストップ高まで上昇し、コア<2359>、ジェイコムHD<2462>、栄研化<4549>などとともに東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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