【通貨】東京為替:ドル弱含み、株安受けやや売り優勢
12日の東京外為市場で、ドル・円は弱含む展開となった。日経平均株価が年初から6日続落となっていることなどが嫌気され、ややドル売り優勢。
ドル・円は仲値にかけて買いが入り一時118円03銭まで上昇したが、その後は上海総合指数の不安定な値動きや日経平均の下げ幅拡大を背景にドル売りが続いている。午前中は117円48銭まで値を下げた。
ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続いているため午後もドル売りに振れやすいが、欧米株式先物はプラス圏推移となっていることから、下げは限定的となろう。
なお、ユーロ・ドルは伸び悩み、1.0841ドルから1.0866ドルで推移。また、ユーロ・円はもみあい、127円64銭から127円98銭で取引された。
【要人発言】
・中国高官
「人民元下落に賭ければ失敗する運命、空売りは成功しない」
【経済指標】
・11月経常収支1兆1435億円(予想:+8950億円、10月:+1兆4584億円)
《TY》
提供:フィスコ