【通貨】東京為替:ドルは117円40銭近辺で推移、投機的な人民元売り抑制の思惑も
ドル・円は117円40銭近辺で推移。中国本土株の下げは無視できないが、香港市場における人民元の調達コストが急上昇しており、投機的な元売りは抑制されるとの見方が出ている。ただし、11日の欧米市場で株価続落の可能性はあることから、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに広がる状況ではないとみられる。ここまでドル・円は116円70銭から117円44銭で推移。
ユーロ・ドルは伸び悩み、1.0908ドルから1.0970ドルで推移。
ユーロ・円はもみあい、127円65銭から128円33銭で推移。
■今後のポイント
・中国株下落を意識したドル売りは縮小
・人民元相場の基準値引き上げでリスク回避のドル売りは縮小
・NY原油先物(時間外取引):高値32.94ドル 安値32.33ドル 直近値32.53ドル
【要人発言】
・経済参考報
「人民銀行は春節前に預金準備率を引き下げる可能性」
《MK》
提供:フィスコ