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【市況】11時時点の日経平均は5日ぶり反発、さくらや良品計画が東証1部上昇率上位


 

11時00分現在の日経平均株価は17819.65円(前日比52.31円高)で推移している。前日の欧米株安の流れを受けて、日経平均は205円安からスタートした。その後、人民元の基準値が前日よりやや元高水準に設定されたことで為替相場が円安方向に振れ、日経平均は一時200円を超える上昇となる場面があった。サーキットブレーカー制度が一時停止された中国市場では、上海総合指数が2%超の上昇でスタートしたのち一時下げに転じるなど荒い値動きとなっており、日経平均も中国株の動向に振らされる展開となっている。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、三菱UFJ<8306>、富士重<7270>、ソニー<6758>などが堅調。ファナック<6954>、マツダ<7261>、ダイキン<6367>などは2%超の上昇。業績観測の伝わったアドバンテス<6857>は5%を超える上昇に。また、材料を手掛かりにさくら<3778>が再び買われているほか、良品計画<7453>も好決算が評価されており、ともに東証1部上昇率上位にランクインしている。一方、村田製<6981>、キヤノン<7751>、塩野義薬<4507>などが軟調。前日決算発表したファーストリテ<9983>が5%安、7&IHD<3382>が2%近い下落で推移している。また、ヒトコム<3654>、エムアップ<3661>、リオン<6823>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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