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【通貨】1月6日のNY為替概況


6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円77銭まで上昇後、118円33銭へ下落した。

米12月ADP全米雇用報告で雇用者数が予想外に増加、11月貿易赤字も予想以上に縮小したためドル売りがいったん後退。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した12月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で利上げの条件が整ったとの意見で、ほとんどのメンバーが一致したものの、長引く低インフレへの著しい懸念が表明されたためドル売りが再開した。

ユーロ・ドルは、1.0715ドルへ下落後、1.0800ドルへ上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて米国の利上げが一段と遅いペースにとどまるとの見方が強まりドル買いが後退。ユーロ・円は、127円09銭から127円94銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.4602ドルから1.4648ドルのレンジで上下した。

ドル・スイスは、1.0115フランから1.0058フランへ下落した。



[経済指標]・米・12月ADP全米雇用報告:前月比+25.7万人(予想:+19.8万人、11月:+21.1万人←+21.7万人)・米・11月貿易収支:-423.7億ドル(予想:-440.0億ドル、10月:-445.8億ドル←-438.9億米ドル)・米・12月ISM非製造業景況指数(総合):55.3(予想:56.0、11月:55.9)・米・11月製造業受注:前月比-0.2%(予想:-0.2%、10月:+1.3%←+1.5%)・米・11月耐久財受注改定値:前月比0.0%(速報値:0.0%)・米・12月サービス業PMI改定値:54.3(予想:54.0、速報値:53.7)・米・12月総合PMI改定値:54.0(速報値:53.5)

《KY》

 提供:フィスコ

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