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【市況】東京株式(前引け)=リスク回避ムード強まり大幅続落

 6日前引けの日経平均株価は前日比222円安の1万8151円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は10億1544万株、売買代金概算は1兆1587億7000万円。値上がり銘柄数は279、対して値下がり銘柄数は1542、変わらずは113銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方高く始まったものの買いが続かず、日経平均はマイナス圏に沈んだ。引き続き中国景気の減速懸念が重荷となっているほか、前場後半は外国為替市場で急速な円高が進行したことが売りを助長、先物主導の下げで押し目に買い向かう動きも限定的だった。取引時間中に北朝鮮で核実験が行われた可能性が伝わったことも買い手控え要因となったようだ。

 個別ではソニー<6758>が冴えず、アルプス電気<6770>、村田製作所<6981>も下落。任天堂<7974>が大幅安となったほか、ファナック<6954>も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など銀行株が軟調で、安川電機<6506>、日本航空電子工業<6807>も安い。半面、さくらインターネット<3778>が商いを伴い逆行高、ダイヘン<6622>、ネクスト<2120>も買われた。タカラレーベン<8897>が上昇し、東京計器<7721>、石川製作所<6208>なども物色された。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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