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【材料】東京ガスがプラス圏に浮上、暖冬と電力全面自由化で好悪材料綱引き

 東京ガス<9531>は朝方安かったものの、その後売り物を吸収、しぶとくプラス圏に切り返してきた。

 4月から始まる電力全面自由化では、営業ターゲットとなる首都圏での個人顧客基盤で断トツの強みを持つのが同社だ。都内におよそ1000万件の契約数を擁しており、ガスの販売と抱き合わせで、電力の割引メニューなどが展開できることも大きなアドバンテージ。既にテレビコマーシャルなどで顧客獲得に向けた布石を打ち始めている。今年は暖冬でガス需要の低迷が予想されるため、上値は重いものの、中期的な観点では拾い場との見方が市場では根強い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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