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2016年01月05日10時22分

【経済】中国:新たな試練に直面、3カ月の資金流出はギリシャGDP上回る


中国が新たな試練に直面している。人民元はきのう4日、対米ドル仲値は1米ドル=6.5元突破し、オンショアとオフショア市場で急落し、2011年5月以来元安水準を更新。また、株式市場も急落し、今月から導入されたばかりの「サーキットブレーカー制度」はすでに適用初日で発動された。

投資家の恐怖心理からみると、中国政府が各種のリスクをコントロールできるという期待がすでに崩れていると指摘されている。

統計によると、直近3カ月の中国から撤退した資金の規模はすでにギリシャの国内総生産(GDP)を超えたという。中国政府は成長鈍化がニューノーマル(新常態)だと強調しても、投資家の恐怖心理は緩和されていないもようだ。

海外機関投資家は、中国経済がやや落ち着いているものの、金融市場の悪化が収まっていないと警告。また、中国政府がこうした金融市場の乱高下に対応できるかどうか不明であり、金融市場の不安定は今後しばらく継続する可能性が否定できないと警戒されている。

《ZN》

 提供:フィスコ

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