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【市況】4日の株式相場見通し=米株安を受けて売り先行

 4日の東京株式市場は、昨年末の米株式市場が大幅下落したことを嫌気して、売り先行のスタートとなりそうだ。年末31日のシカゴ市場でも日経平均先物3月物の清算値は1万8760円と、30日の大阪取引所清算値を270円下回っている。

 12月31日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比178.84ドル安の1万7425.03ドルと大幅続落した。年末で市場参加者が少ないなか、持ち高調整の売りが優勢となった。原油価格先物が下落したのに加え、欧州株式市場が軟調に推移したことも売り材料となった。ナスダック総合株価指数は、前日比58.435ポイント安の5007.411と続落した。

 4日早朝の外国為替市場では1ドル=120円20銭台での推移となっている。
日程面では、東証など大発会、通常国会召集、百貨店各社の15年12月売上高速報値、米12月のISM製造業景況指数に注目。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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